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2022/02/03

年末調整のデジタル化のすすめ

年末調整に関する法改正への対応

2019年から2020年にかけて、年末調整の大きな改正があり、担当の方や従業員の皆様には大きな戸惑いや混乱があったのではないかと思います。2020年から2021年にかけては大きな改正もなく、前年よりは取組みのしやすさもあったのではないかと思いますが、やはり年末調整の書類の煩雑さ、ルールの細かさには苦労されたのではないでしょうか。

年末調整のデジタル化への取り組み

そのような経緯もあり、弊社では、従来の紙で行っていた年末調整に対する煩雑さを解消するため、昨年度から「オフィスステーション」や「SmartHR」というシステムを使い、年末調整のデジタル化を進めて参りました。従来の年末調整の進め方は、書類の印刷、配布、収集、計算・・・と、人の手が多く介入しており、複雑な年末調整の手続きをさらに煩雑にするような仕組みだったのではないかと思います。年末調整のデジタル化を簡単に説明、そのような「人の手が介入する決まり切った仕組み」の部分を、クラウド型のシステムで共有および簡素化して進めていくというものです。今回はその特徴を簡単にまとめてみたので参考にしていただき、次の年末調整ではぜひその便利さを体験いただければと思います。気になる方は弊社担当までお気軽に連絡ください。

配布・収集・管理の煩雑さの解消

扶養控除申告書等の配布・収集・管理をシステムを介して行うことで、年末調整担当者と従業員の間で紙でのやり取り等をなくすことが可能となります。

細かな計算の煩雑さを解消

収集した生命保険料控除等の細かな計算をシステムが自動で行うことにより、ミスのない素早い処理が可能になります。

難解な仕組み理解の煩雑さを解消

手続きは質問形式で従業員が答えていく進め方をしているので、仕組みを理解する必要がなく、もれやミスが格段に少なくなります。

重複した内容記載の煩雑さを解消

2年目以降は昨年の扶養控除申告書等の内容を保持しているので、毎年重複した内容を入力する手間が省け、扶養や生命保険料等の申告漏れもなくなります。

給与システムへの入力の煩雑さを解消

給与システムとAPI連携やCSVデータ取込み等が可能なため、給与システムへの入力の煩雑さや、入力ミスによるリスクをなくすことができます。